長泉山荘

16:00現地着目標で9:30出発。例によって横浜経由、町田で東名合流したが、合流前後激混みで、御殿場着が13:00過ぎ。幸いにして(?)かみさんの買い物レベルが1とのことで、アバクロのTシャツ1枚だけで15:30頃アウトレット出て現地へ。下道40分くらいでほぼ目標通り現地着。
淡島とはだいぶ違って、浴衣で全館歩き回れる普通の温泉宿。全館と言っても要するに温泉しか無い。温泉も普通。食事は高いだけあって質量ともに充分だが、CP的にはやっぱり普通か。朝食の\3000はむしろ高め。

テークバックでの右肘のたたみが大事

左肘の引きを矯正するべく、ボールの20cmくらい先を目がけて両腕を伸ばすイメージで練習を続けている。これがうまくできると、フォローで腕は体の正面を上がっていき湯桶を左背中にかけるようなフィニッシュになり、球はやや右目、ややドローの高い球になる。が、かなりの頻度でシャンク、それを防ぐためにダウンを内側から入れようとするとダフリ、というような状況が続いていた。
方向としては正しいと思われ、今日のレッスンでは、クラブの軌道、左肘の引きはだいぶ良くなっているとのこと。併せて指摘されたのは、トップが高過ぎる、手だけで上げている傾向があるので、テークバックで早めに右肘を畳んでトップを低く体に近いところに収めること。恐らく、ダフりたくない気持ちがトップを高くしていたと思うのだが、実際には逆で、低いところにあげてさらに低く体の近くに下ろしてくることで、ヘッドは下がりにくくなるので、むしろダフりにくくなる感じ。ただし、テークバックが簡単に上がって早めに完結してしまう感じになるので、肩の回転が浅くなりがち。手を上げきった後、さらに肩を回していく感じか?
また、アドレスでハンドダウンになりすぎているので、むしろハンドアップ気味に、特に左肘を高く構えることで、より左肘が引けにくくなる。

左の壁を引っ叩く意識

インパクト後30cmくらいに向けて,拝むように両手を伸ばすイメージ。顎を手前,顔を右に向けて拝む。トップからの始動はヘッドを置いてきぼりにしたまま,首に巻きつけるように。体右側のヘッドの軌道が膨らまないように。そんなイメージで素振りしていたら,何かのきっかけで凄くいい感じになった。何がいい感じなのか自分でもよくわからないが,体重移動を積極的に,手を使わず体全体でクラブを下ろす,体を左の壁にぶつけて止める,その反動で手だけが出てくる,字で書くと今まで意識していたつもりのことばかりだが,今までとは全然違う。強いて言えば,左への意識がすごく強い。

左肘が手前に引ける

テークバックの始動と同時に左へ移動するイメージを始めてから,右へのスエーはどうやら完治したらしい。以来,この点は指摘されたことが無く,「トップが浅い」というのもごくたまにしか言われなっくなったので,一応次のステージに移ったものと思う。
今の課題はインパクトの瞬間に左手前に引いてしまうこと。恐らく,手元を下げる,左下に,という意識から付いてしまった癖。この意識によって手元の浮きが抑えられていたと思われるが,本来手元を下げるのは,インパクト前,ダウンスイング側。ここで充分手が下がっていれば,インアウトになってインパクト後のフォローを大きくできるはず。それができないのは,トップから手で下ろしているから。

フォローでクラブを体正面に抜く

1/7のレッスンで、「フォローで左に振り抜くのではなく、体の正面に振り上げるように抜きなさい」と言われる。全力で振ると勢いで左に流れてしまうので、最初は50yくらいのスイングでと。まずは、ダウンで開かずに内側から入れるのが前提になるが、そのままやろうとすると全部シャンク。いくら内側から入れたとしても、腕を飛球線ではなく体の正面に動かすのは無理で、逆に手元を体から離れないようにボールよりかなり手前を通して、インパクトで腕を止めて手首でヘッドを跳ね上げる、つまり釣り竿を釣り上げるような動きになる。タイミングが合うと、ストレートでもの凄く高い球が出る。
この振り方だと、体の中心から見た時のヘッドの移動が少なく感じられるので、ヘッドスピードが上がらないように感じてしまうのだが、手元を中心としたシャフトの回転スピードは(インパクト前後の瞬間的には)むしろ速くなる、ということなのだろう。そして、自分ができるようになって始めて気づいたが、これが「フォローでシャフトを立てる」の正体だ。
この練習をしているうちに、半年前くらいから言われ続けてきた「インパクトで止める」の意味がわかってきた氣がする。インパクトで止めるのはかなりの力が要るので、止めようとするとその前から力が入ってしまっていたと思うのだが、直前の力が抜けていれば抜けているほど、腕を止めた時に大きくヘッドが走る。また、この時ヘッドが走る方向は遠心力によって体の外側に向かうので、手元は体の近くを通さないとミートできない。普段、フルスイングしている時のインパクト位置に比べると、止める時の手元の位置は遥かに手前、遥かに下、つまりアドレス時の手元の位置に近い。

テークバック始動と同時に左へ体重移動

アイアンの当たりがまた悪くなってきている。ダフリ、トップ、シャンク、芯にきちんと当たらないことが多い。自信がついたせいで、トップからの切り返しで力んでいるせいかと思っていたが、原因は別のところにあったらしい。
指摘されたのは、トップの伸び上がり、右脇が空いてトップの位置が必要以上に上になっている。要は力んでいるから伸び上がるし、手が高く上がってるから振り下ろす時にさらに力む、というように捉えていたのだが、微妙に観点が違う。重要なのは、切り返す直前の上体が右に(飛球線後方に)傾いた形。上体が右に傾くためには、腰が左に残って、あるいは移動していなければならない。自分の場合は、テークバックでの右スエーの癖が治らず、これが出ると右に傾いたトップが作りにくくなる。上から打ち込みたい、できるだけ反動を付けたい気持ちが手を高く上げ、これに輪をかけ、リバースピボットに近い状態になる。
アドバイスされたのは、テークバックと同時に右へ移動する癖を消すために反対向き、つまり左に移動しなさいということ。全く奇異な指示に思えたが、やってみるともの凄く強い球が出る。7Iで170-180。トップから自然に楽に手が降ろせる。まさに、下に降ろすだけ。今までにも何度か、レッスン中こんなふうに自然に手が振れる状態になったことがあるのだが、次回の練習では例外なく「あれは何だったんだ」となっていた。これは、この上体が右に傾いたトップの自覚が無かったからではないか?

最後の課題は体重移動

前日のラウンド中のイメージが正しいかどうか確かめたくて、急遽レッスンの予約を入れる。レッスン開始前の練習では、背中でボールを見るトップと手の伸びたフォローを意識して、自分の中ではこれ以上ない調子。9割方の打球が150yのターゲット右5yくらいに集まる。「良くなりましたね」の一言くらい欲しかったのだが、容赦なく直される。が、直されたのは予想通り体重移動。トップからその場で回りながら移動するのではなく、移動してから回れと。これはトップと同様、両膝を左に移動、両膝を左に向ける、右足を蹴る、といった言い方でずっと言われ続けていること。今回の表現は恐らく初めてと思われるが、「左に倒れるように」。右足で蹴ろうとすると、飛び上がったり、腰が後ろに引けたりしてうまく行かなかったので、「左に倒れる」の方が自分に合っているのかもしれない。左側に壁を想定し、その壁に向かって体の向きを変えないまま倒れていく、右尻の後ろをその壁にぶつける、ぶつかったらその反動で手を下ろす。体の向きを変えないまま、というのが重要で、一本足打法で左足かかとを飛球線に向けて踏み込むドリルが効果的。