ドライバーも真下に捻り込む

レッスン。アイアンは、だいぶ開きが無くなっているとのことで、もっと意識を下に向けて、思い切ってローテーションするなど微調整のみで、久々にドライバーのレッスンに。ティーアップせず直ドラで、上から叩く意識で。最初は全く当たらなかったが、トップのヘッドの位置から頭よりも左側を通してフェースを真下に向けて、ボールを地面にめり込ませるくらいのイメージで漸くきれいに当たる。これがうまくいくと210y。ティーアップすると、真下に打つイメージが作りにくくなるが、ティーの左の地面にぶつけるイメージを作れるようになると250y連発。6月くらいから当たりが良くなって、チーピンの不安がなくなり、逆に当たりの良いスライスが増えてきて、内側から入れたい意識が強くなり過ぎていたと思われる。

テークバックで外に上げるのはヘッド、手元は内側に

前にも言われたことだが、テークバックを内側に入れない、アークを大きく、の意識が強すぎると、早くコックが解けて腕とシャフトが一直線になり、結果的に手元も外側に上がってしまう。ヘッドが腰の高さくらいまではヘッドと手元を平行移動、ここまでは手は全く使わず体の回転のみ、この後右肘をたたむことでクラブを上げていく。ダウンでは、真後ろを向いた胸の前を外れないようにシャフトを左に倒しながら下ろす。
トップまで上げていく時に、手を使って右に振り上げる動作が入ると結果的にオーバースイングになりシャフトがクロスする。クロスしたシャフトなりに下ろすとシャフトが寝る。クロスさせないためには、手を横に振るのではなく、あくまで体の前を上に動かすことと、右し肘を絞り、手首を右に回していく(開くのとは違う)。車のステアリングを右に切る感じ。
ダウンでは逆にステアリングを左に戻すが、この動作を手の力だけでやろうとしてもうまくいかない。手元を重力で真下に下ろす、同時にヘッドは一旦右側に落としつつ、手元は加速しながらグリップを内側に巻き込むようにすると、反動でヘッドが出てくる。手首に着いたプロペラが左回りに回る感じ。この動きは、左手だけでやってみるとよくわかる。左手一本ではクラブを操作する力が無いので、体の回転と足をきちんと使わないとうまくいかない。

ダウンは右手をねじり込む

イーグルレイクGC、いろいろ試しながらなのもあって50/56。アイアンのダフりと良い当たりが左に行く現象が復活、ドライバーはまずまずだがやや引っ掛け気味。
土曜日のレッスンでは、やはりフェースローテーション/手首の内旋ができてない、インパクトの当たりが弱いということで、トップから切り返し直後から右手首を内旋させるドリル。上から下に右手をねじり込む、レディースの柔らかいシャフトを左ではなく真下に向けてしならせる、さらにアプローチで腰くらいのトップからまず内旋させて(シャフトはボールの報告に倒れる)から手を下ろす。このドリルは、手をボールに向けて下ろすと空振り or トップ。肩を開かないように止めて手だけ動かすイメージで、かつ絶対ダフるだろうなというくらい手を下に振るときれいにヒットできる。こうすると、クラブの入り方が良くなるらしく、ボールがフェースを登ってくる感じがする。ものすごく左に飛びそうだが、飛ぶ方向はまっすぐ。この打ち方で50yくらいまでは対応できるはずだし、これを手首を固めずにシャフトをしならせてできるようになれば、普通のアイアンショットにも繋がるはず、とのこと。この後、通常のアイアンに戻ったところ、早めに内旋させる/シャフトを寝かせずにヘッドをトップから真下に下ろす感じ掴め、好調。やや右に出てドローする低めの強い球。
このイメージだけが残ったまま、今日の朝の練習ではダフリ、良いあたりの左連発。わけがわからないままラウンドへ。途中で、開きを我慢して左尻の後ろでインパクトするイメージに戻してだいぶましになったが、好調時には戻らず。後になって気付いたのは、右手をねじり込む/上から下にしならせて強くインパクトするイメージが、手首を固めていたのではないかと。

手を使わず体全体でボールを叩く感覚

ロッテ葛西でライン出し中心に練習。インパクト後の20cmくらいを地面に平行にできるだけ低く出すことだけを意識して打っていたら、いつの間にかトップの力が抜けて、肩を先に回して手を置いてくる感じが掴めた気がする。手は体に巻き付く感じで体の近くを降りてきて、意識するのはインパクトで右手を下に伸ばすことだけ。この時、ヘッドがボールの先20cmくらいの地面を通るよう意識するが、右手を伸ばすのはあくまで真下。ボールの手前20cmくらい。右手を飛球線方向に振っていないので肩が開くことは無いが、トップから肩を戻していく時に正面まで戻すのではなく45°くらいで止めるように意識すると、さらにインパクトが厚くなる。「手を振っている」のはインパクトの前後20cmくらいだけ、「振る」と言うよりインパクトで手元を止めて「当ててるだけ」という感覚だが、距離は恐らく今までのフルショットと同等、強くて低めのめくれる感じの球が出る。やや左右にばらつくが、ダフリが殆ど無く確度は高い。
ただし、見ていたかみさんの印象は、フォローの手が早く抱え込まれて、むしろ下手そうな感じとのこと。恐らく、インパクトで止めるのではなく、手元は止めて手首は脱力、クラブだけが走る、という状態を作れると良いのだが。

Ko Olina Golf Club

ハワイシリーズ第2戦。45/43でハワイ初の80台。
8:00スタートで日の出直後の太陽に向かって打つスタートホール。おかげでほとんど力を入れずにスタートでき、一昨日の背中で振るイメージを再現できた。ドライバーはストレートからややフェード、トラブルになるようなスライスが2回だけ(うち1回は池)。さらに左肩を我慢できればドローになるのだろう。ただし、アイアンはまだ良いあたりが少しずつ左へ。120yくらいの絶好の2ndが左バンカーへ、みたいな場面が多かったので、これが直れば80台前半になるはず。

Waikele Countly Club

ハワイシリーズ1戦目。53/44の97。
9月の沼津国際でわかった「タメ」できたりできなかったり、あの時の感覚を追い求めて光の小次郎みたいになっていたが、このラウンドの8番ホールあたりで、掌の向きとか手元の動きよりも寧ろヘッドの動きを意識した方がうまく行くことがわかった。ヘッドの正しい動きをイメージできれば、手はそれを実現するように勝手に動く。そんな感じで振っていたら、手の意識が無くなっていき、体で、と言うか、背中でクラブを振っているようなイメージが出てきた。そういうことかと。

沼津国際カントリー

かみさん2回目の復帰戦。練習ラウンドなのでいろいろ試す。前半例によってチーピンが出るが、5番短めパー4のティーショットを7Uで打った時にヒントを掴む。310yの大きく打ち下ろしで、7Uでも100y切りそうなホールだったので力が抜けたと思われるが、最近練習場でできているリストターンを使った手打ち感覚のショットが初めて本番で打てた。ポイントは、右膝あたりでまだ上を向いているシャフトが右手人差し指にかかってギューッとなる感覚。これができると、次の瞬間シャフトが勝手に反転してヘッドがびょーんと出てくる。リストは決して自分で返すのではなく、このビョーンと出てくるヘッドに引っ張られて勝手に返る感じがたぶん理想。ということは、その前の右膝あたりで、いかにシャフトを上に向けたままで「ギューっと」できるかが勝負。これがいわゆる「タメ」というやつに違いない。
この後、3ホールはドライバ/アイアン完璧(と言いつつ、飛びすぎてラフ、フライヤーしてグリーンオーバー、パットダフって3パットといろいろあって結局全部ボギーだが)。4ホール目で、恐らく欲が出て、右膝前の「ギューっと」ができなくなった。トップの形を維持したまま脱力して降ろしてこないと「ギューっと」ができない。ドライバもアイアンも大ダフリ。
昼休憩で冷静になって、そのことに気付いて、後半3ホール目あたりから意識して「ギューっと」が作れるようになり、以降好調。