PRIME

Anthyの変換効率に満足はしていないものの、ときどき「何で?」って思うような変換結果を第一候補に表示してきたりするものの、漢字1文字で表示される候補が少なくてキーボードを放り出したくなったりするものの、Wnn4とかCannaから見たら格段の進歩を遂げていると思う。ちゃんと学習させていけば、充分使い物になると思う。MS-IMEのピークはOffice2003の時代だったらしい(それ以降の日本語を話せない人が作ったMS-IMEを幸いにしてまだ使ったことがないのだが)ので、近い将来逆転もありえるとさえ思う。でも、でも、どうしても許せないのは、anthy-elで横一列に変換候補が並んだ状態でスペースを押すと変換候補が次の行になってしまうこと。スペースは次候補なのであって、横一列に並んだのなら左から右へ一つずつ進まなければダメなのだ。しかも並んだ候補の選び方が、a,s,d,fとキーボードの並び順になっている。最初は合理的なのかと思ったが、どうしても慣れない。何回か変換を押していると候補一覧モードに切り替わる、つまり最初はスペースが次候補として働いているのが、突然「次候補群」キーに変わってしまうのだ。しかも候補一覧は最下行に出るので気づかないことが多い。
で、ついにPRIMEを試してみる気になった。こういうのは年度跨りのひまつぶしに調度良い。Ubuntuでprime, prime-dict, scim-prime, prime-elを入れる。