練習

地味で当たり前だが、これぞ本当の開眼か?3/17の上体の捻転が足りないという結論を実践しようとしばらく試していたのだが、うまくいっていなかった。何をしようとしていたかと言うと、トップを左手だけで支える、右手で担ぎ上げない、その上でトップでのシャフトの向きは飛球線方向を維持する、ということ。しかし、シャフトが飛球線方向に収まる位置では、トップの深さが充分でない気がしてもっと手を上に(意識の中での「上」、実際には恐らく飛球線方向へ、そうするとシャフトは地面を向く)持っていきたい衝動が抑えがたい。実際、シャフトの方向が正しい位置から振ると、ほとんどが右へのふらふらっとした当たり、たまに捕まった当たりが左へまっすぐ、悪いときの症状がさらに悪化した状態。トップをもっと深くしようとすると、まっすぐ飛ぶこともあるが、上下動が起きやすくなり、ダフリ、トップが多い。
で、気づいた。バックスイングは手で持っていってはいけない。字面としてはわかっていたつもりなのだが、右手で担ぎ上げない意識でできたつもりになっていた。左手で押し上げることで、左肩が入ると思っていた。違うのだ。右手だろうが左手だろうが手で持っていってはダメだ。左肩を入れなければダメなのだ。5年くらい前に小林浩美が12chで、「手は上げて降ろすだけなんですよー、体を回転させるんですー」と言っていた意味がようやくわかった。左肩が充分に入って状態が90度回転していれば、それはつまり後ろ向きに立っているのと同じことなのだから、その状態でただ手を上げれば正しいトップの位置になるのだ。手を一生懸命後ろに持っていく必要は全然ないのだ。
という意識で、左肩を一生懸命入れる、手は上げるだけ、というつもりで振ると(上体は相当つらい、下半身もかなりふんばり必要、慣れてないからか?)、打球は面白いようにまっすぐ、しかも高く力強く飛んでいく。手を無理に上げる必要が無いので、上下動がなく、ダフリ/トップの頻度も非常に低い。1年半前、トップをコンパクトに改造した時から悪くなる一方だったアイアンがこれで一挙に...