Google & Firefox

超久々の「一般」以外のカテゴリ。Googleが凄いことになってる。いや、検索がではない。GmailやらCalendarやらが、だ。正直、ブラウザがここまで来るとは思っていなかった。Ajax万歳だ。「Net」を、WindowsMacに代わるアプリケーションプラットフォームにしようと、本気で思っているのかも知れない。これは恐らくLinuxにとって追い風なのだろう。WordやExcelの機能がブラウザだけで使えるのなら、ほとんどのユーザにとってOSなんかどうでもいいのだ。しかも、docとかxlsとかのファイルが始めからネット上に置かれるのなら(恐らくそれは「ファイル」ではないのだろうが)、ユーザ間の文書共有も柔軟、かつスムーズになるはずだ。企業ユーザをも取り込もうと思ったら、マクロの互換性というかなり高い壁を越える必要があるが、その壁は既にExcelのバージョン間でも存在している。
そういう自分は、最近すっかりLinuxを使わなくなってしまった。忙しくて家でPCを使う時間が無いからだ。いや、会社のメーラは今でもemacsMewだが、動いてるのはcoLinux上、表示はWindowsAstec-Xの上だ。朝から晩までExcelばっか開いてるし、ソースを見るのもVSSだし、Windowsをメインにしないとさすがに仕事にならない。と、言い訳してみるものの、たまに家でネットのためにPCを立ち上げる時も、ついついWindowsを起動してしまう。何故かと考えてみるに、LinuxFirefoxが使いにくいからだ。何でCtrl-Pで印刷ダイアログが表示されるのだ。そこまでWindowsユーザに迎合してどうするのだ? 昔からのLinux/emacsユーザは置き去りか? そいつらはほっといても自分の好きにカスタマイズするからいいのか?XKeymacsのおかげで、Windowsの方がむしろ使いやすくなってしまっているのだ。
この逆転現象を何とかするべく、何度かトライして挫折してきたのだが、さすがにFirefoxが出てからだいぶ時間が経って、ようやく情報が蓄積されてきている。試さねば。試したいことがどんどん溜まっている...