会社の外付けHDD

会社で使ってるPCが壊れた。壊れたPCはもうcoLinuxしか使ってなかったからcoLinuxのディスクイメージだけ取り出せばそのままメインのPCで使えるのだが、そのディスクイメージは外付けHDDに入っている。今時SCSIである。接続できるPCが無い。仕方なく自宅に持ち帰ったものの、唯一SCSIカードの付いたPCに繋げようと思ったら、そのPCには既に内蔵HDDx2、CD-ROM、PD、外付けHDD(パーティションx3)が繋がっていてSCSI IDが空いてない。しかも外付けHDDが無いとLILOが止まってしまいbootできない。外付けHDDにLinuxが入っているのだ。LILOを一旦消してしまえば内蔵HDDに入ってるWindowsはbootできるはずだが、入ってるのはWindows95なのでNTFSは読めない。そのHDDを外して替わりに目的のHDDを接続、Knoppixで起動するも、何故か起動できない。Berryもだめだ。Berryは自身のイメージが/dev/hda?にあることを期待しているらしい。最後の手段てことでtomsrtbtは起動したが、NTFSが読めない。
正に八方塞りなのだが、NTFSのドライバくらい入ってるだろうと最新版(2.0.103)を入手したところ見事に読めた。DHCPになってるはずなのだが、networkが繋がらないので、手動でnetworkを立ち上げ。

# ifconfig eth0 down
# ifconfig eth0 192.168.253.250 up

が、苦難はまだ続く。tomsrtbtには何故かftpが入ってない。/usr/bin/の下を眺めてみたがファイル転送できそうなコマンドは無さげ。rshがあったのでこれを使うことにする。rshなんて久しく使ってないからserverのsetupからだ。obsで、

# apt-get install rsh-server

でインストール。homeに.rhostsを作る。

192.168.253.250 root

これでrshできるようになった。

# cat root_fs | gzip | rsh -l hao 192.168.253.254 dd of=/tmp/root_fs.gz bs=128k

ようやくファイルの取り出しに成功。