Debian sarge

pcko(ThinkPad)のLinuxを入れ替えてみる。動機は無線LAN。今までのVine2.6はkernelが2.4のためか、

  • grubのFD起動で、しかも(grubの)コマンド手入力で起動しないと無線LANが使えない
  • 有線LANも含めてpcmciaの活線挿抜が効かない、手動でifup eth0する必要あり
  • WEPが使えない

といった問題あり。いずれも本質的な問題とは思えないが、このあたりをいろいろ弄ろうにも、自分でドライバを組み込んでコンパイルしたkernelでは、切り分けもしにくい。kernel2.6ならもう少し楽なはず。
ということで、Vineは最新の3.1でもkernel2.6に対応してないので選択肢から外れる。SuSEDebianか。Debianなら2.6を使うためにはsargeになる。SuSE9.3とDebian sargeの両方のInstall diskを用意して試してみることに。まずはDebian sargeから。
主目的の無線LANは、kernel2.6にprism54ドライバが標準で入っていて、カードを挿入すると問題無くドライバがloadされる。が、使えない。慌てず騒がずfirmware

/usr/local/lib/hotplug/firmware/isl3890

にコピー。これだけであっさり動いてしまった。活線挿抜も問題無し。あまりにあっさり動いてしまったので、ESSIDの設定すらしてないのだが、どうやって繋がってるのだろう? ひょっとしてよその家のアクセスポイントに繋がってたりして? 恐らくWEPも使えるのだろうが、これを試そうとすると他の無線LAN機器(と言っても2台だけだが)にも影響が出て面倒なので後回し。
早々に主目的を達成してしまったので、他の環境設定を粛々と。

Section "Files"
FontPath        "unix/:7100"                    # local font server
# if the local font server has problems, we can fall back on these
FontPath        "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/CID"
FontPath        "/var/lib/defoma/x-ttcidfont-conf.d/dirs/TrueType"
Section "Module"
Load    "GLcore"
Load    "bitmap"
Load    "dbe"
Load    "ddc"
Load    "dri"
Load    "extmod"
#Load   "freetype"
Load    "xtt"
Section "InputDevice"
Identifier      "Generic Keyboard"
Driver          "keyboard"
Option          "CoreKeyboard"
Option          "XkbRules"      "xfree86"
Option          "XkbModel"      "pc104"
Option          "XkbLayout"     "us"
Option          "XkbOptions"    "ctrl:swapcaps"
EndSection