レッスンの対象はついにフォローへ

アドレスやトップの形を直されることがほとんど無くなってきた。今日のレッスンは、フォローの7時-8時くらいの位置で止めるドリル。普通にバックスイングをして普通に打って8時で止める。止まった時に右足を送らず内側を地面につけて突っ張るイメージ。さらにテークバックで左足を振り上げ一本足打法から踏み込んで8時で止める。クラブは飛球線方向。左に引かない。これで右に出て返ってくるドローが出るように練習しているうちに、ダウンで内側から下ろす感じがわかってきた。そしてフォローは決して背中側に引っ張らず、むしろ体の正面を上げていく。手桶のお湯を背中にかける感じ。そのフォローは手で手桶を持ち上げるのではなく、7時で止めるところまで手を伸ばしていき、その後は脱力、クラブが勝手に前に出て行く。クラブが勝手に前に振られ、それに引っ張られて手がついていくので、体は開かない。これまでに何度か掴んだかに思えたイメージなのだが、これができる前提は左への踏み込み、体重移動、ということらしい。
このドリルも、これまでのレッスンで何回かやったものだが、その時は意味がわからなかった。理解できなかったのは、恐らくトップの形ができていなかったから。自分のスイングの最大の問題は、アウトサイドイン、インパクトから7時くらいにかけて左に引っ張りこんでいることだと思っていたのだが、レッスンでそこが指摘されることはほとんど無く、アドレスやトップの修正に終始していた。恐らくそれは、トップがおかしいままでフォローを直しても意味が無い、あるいは直そうとしても自分が理解できなかった、ということなのだろう。過去に、自分でアウトサイドインを直すためにやっていたことというのは、文字通りヘッドが外側に向けて動くように振ること。これをやると、ヘッドを外に動かすために、それに先行して手元が外側に動く、つまり手元が浮く。さらに手元を外に動かすためには、体を左に、あるいは前に動かしたくなる。つまり突っ込む。そしてテークバックは内側へ。テークバックが内側に入ると体は回らなくなるので、結果トップは浅くなってしまう。つまりスイングは悪くなっていく。そうではなくて、腕を伸ばすだけで良かったのだ。