インパクトで手を伸ばしちゃダメ

ここ2ヶ月くらい、レッスンではトップの伸び上がりしか言われなくなっている気がするので、ひとまずそれだけを考えて集中的に練習してみる。恐らく、ダフるのが嫌で、ボールとの距離を取りたい、かつ、トップの位置を左にしたい、という意識のために、いつの間にか体の右側が伸び上がり、左に倒れたトップになっている。何回直しても気がつくと戻っているので、思い切ってトップで沈み込んでインパクトで逆に伸び上がるようにしてみた。最初はやはりダフるが我慢。インパクトまではゆっくり小さく、腕が伸びないように下ろし、インパクト後に腕を伸ばす感じ。これをしばらくやってみてわかった。意図して腕を伸ばしたのではダメで、あくまでヘッドスピードが上がって引っ張られることで腕が伸びる、というイメージが安定する。手は、できるだけ左に下に、そして遠心力によってプレーンの外側に向けて引っ張られる力が均衡して、結果ヘッドは飛球線方向に動く、というイメージ。
重要なのは、インパクト近辺で働く外側への遠心力に逆らわず、ヘッドの進みたい方向に任せてやること。引っ張りこんだり、押し出したりせずに、あくまでヘッドの進みたい方向へ。自分は、捕まえたい意識が強すぎて引っ張り込む癖が付いているので、正しい方向はかなり外側に感じるのだが、そこに向けて腕を伸ばしていくのではなくて、引っ張られて伸びていく、その違いが重要。