テークバックを真後ろに、フェースがボールを見たまま上げる

フォローで頭とクラブが引っ張り合う感じがマスターできて、かなり得意な感じになっていたのだが、5/23のレッスンでは「やっぱりトップがかぶりますねぇ」。確かにそこはもう最近すっかり忘れていた。で、その原因の一つはテークバックにあると。テークバックの早い段階でフェースが開いてしまい、左手が体から離れるのが、トップがかぶることに繋がっているらしい。この点は、クラブヘッドを先生が持って、「こう上げて、こう下ろしてください」と指摘されていたのだが、その時はピンと来なかった。今回は、フェースを開かず、可能な限りフェースがボールを見たまま上げていきなさい、という指導。これは、自分の中でアウトサイドインを直すためにテークバックは内側に引きたい、という意識によってできてしまった癖だと思うのだが、実際には逆効果になっていたらしい。
これを矯正するためのドリルは、フェースがボールを見たまま腰まで上げて、そのままボールにぶつけて止める、パンチショット。下ろす時も上げた時のまま、フェースがボールに垂直に当たるようなつもり。
その後、今日で2回目の練習場なのだが、だいぶ馴染んできて、フェースのボールとの当たり方が劇的に変わった。素振りだけでも、アイアンの刃が地面に設置する時の感触が全く違う。刃が地面に刺さるような、今までには全く無かった感触。今までそれなりにできてたつもりのハンドファーストが、ようやくできるようになったということらしい。ボールへのコンタクトが劇的に変わっているので、出ていく球も低く強い、そして恐らくスピンの利いた球になっている。さらに、これこそ目指していたことなのだが、ダフる不安が全くないので、思う存分叩くことができる。「上から叩く」とは、こういうことだったのかと。が、本当に調子に乗って叩いていると、左に出たり、シャンクが出たり。後は、いかに手元を引きつけて打つか、ということらしい。