盲腸

昼食のエビフライカレー食べてから、何となくすっきりしないなーと思っていたのが、3時くらいには明らかに胃の痛みに。しくしくした感じが、胃の形がわかるよう広がる。診療所行った方がいいかなぁとも思ったが、どうせ胃薬出して終わりなんだろうなぁと思い見送り。胃の中にあるものがなくなればすっきりするだろうと思っていたが、全くその気配なし。18時ころには、真っすぐ立って歩くのが困難に。机に座っても、辛い感じ。この間3回トイレに行くが、3回とも柔らか目のが少し。下痢ではない。食中毒ではなさそう。
仕事は今週のピークの中でもさらに佳境、来週からどう進めるか判断が必要な場面だったので、口だけでも動けば何とかなると粘っていたが、もはやどこにいても役に立たないと判断、駅まで歩く体力もなく、19時にタクシーで帰宅。
[19:30]そのままベッドへ直行。しばらく横になれば楽になるかと思ったが、全然だめ。どんな姿勢をとっても楽にならない。いや、どんどん痛くなっていく感じ。病院へ。
[20:00]119番で有明癌研と豊洲の昭和医大病院を紹介されるが、乳腺症の先生しかいないとか、盲腸の検査はできないとか、たらい回し。119番は単に近くの病院を紹介してるだけで、決して各病院の状況を把握してるわけではないのだ。昭和医大病院で紹介された聖路加でようやく受け入れ許可が出て、タクシーで移動。
[21:00]車椅子に普通に座ってるのも困難でうんうん言ってるのに、普通に待たされる。夜の9時にわざわざ病院に来てるのは、みんなそれなりに救急なんだろうけど。
[22:00]病院に着いてベッドに寝かされてから、痛みが少し下に下がって来た感じ。問診、触診から虫垂炎が疑わしいとのこと。造影剤を入れてCTスキャンを撮る。造影剤のアレルギーで100万人に5人死ぬとのことで、同意書。やはり虫垂炎とのことで手術。またまた同意書。麻酔で死ぬのは案外多くて10万人に1人だそうだ。商売柄、100万というのはそれほど大きな数字という感覚がなくなってしまっているのだが、「100万分の1というのは宝くじが当たるよりはるかに少ない」と言われて、何となく納得。宝くじが当たることなんかまず無いんだから、麻酔で失敗して死ぬことなんか心配しなくていい、というのは、考え方としておかしいと思うのだが。
[24:00]ベッドに寝たまま手術室へ。
[2:30]目が覚める。胃のもたれた感じがなくなり、すっきり。傷口と思われる部分は少し痛い。