OLIOのビデオカード

1280x768のWXGAはOK。当然ながらDVD再生も問題ない。速くなってるかどうかはよーわからん。動画再生が速くなっても困るが。Windows側で期待してたのはここまでだったのだが、思わぬ副産物も。今時のビデオカードでは当たり前と思われるが、VGAとDVIのコネクタがついてて、付属のアダプタを付けることでVGAx2のDualHeadになる。Matroxで結局使い物にならなかったDualHeadなので、あてにしてなかったのだが、かなりいい感じ。
MatroxのDualHeadは、メインディスプレイが物理的に決まっていて、そこにモニターを繋いでおかないと起動もできない。サブだけにモニターを繋いで起動すると、無反応なので壊れたか? と慌てることになる。普通に机にモニターを2台並べて使うならこれで問題ないのだが、わが家の使い方は、#プラズマディスプレイ(DVD観る時はこっちがメイン)#液晶モニタ(PCとして使う時はこっちがメイン、プラズマTVは立ち上げたくないし、TVを観てる時は使えない)という感じで、2台のモニタを同時に使うことは基本あり得ない。メインをプラズマにしておくと、PCとして使う時もTVをつけないとbootできないので、結局その都度繋ぎかえて使っていた。
新しいELZAは、セカンダリのみ繋がっている状態でもbootメッセージが表示できる。と言うよりbootメッセージは恐らく無条件に両方に出力されている。なので、モニタの設定を「クローン」にしておけば、使いたいモニタだけ立ち上げて使うことが可能。DualHead(DualHeadは恐らく商標なので、ELZAではDualHeadとは呼ばない)の設定には、「クローン」の他に、「水平スパン」、「垂直スパン」、「DualView」(今のところ意味不明)があって、「クローン」以外では別々の解像度を設定可能なのだが、「クローン」の場合でも、一方のモニタが解像度が高すぎる時は自動的に仮想デスクトップとして扱ってくれるらしい。我が家の場合は、||プライマリ||プラズマTV||1280x768||セカンダリ||液晶モニタ||1024x768なので、液晶モニタ側は横方向に広い仮想デスクトップになり、マウスの移動で画面が移動することになる。というわけで、なかなか快適。